2026.01.23
フランスのEV市場
Table of Contents 目次
フランス自動車市場の概要
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フランスでは電気自動車(EV)への移行が急速に進んでいます。本記事では、GLOBAL ANGLEがこれまでに蓄積してきた自動車業界の知見を踏まえ、フランスのEV市場について掘り下げ、フランス自動車市場におけるBEV販売台数の動向や、バッテリー電気自動車(BEV)の成長に注目します。
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2025年上半期において、フランスはヨーロッパで3番目に多いBEV販売台数(148,332台)を記録し、ドイツおよびイギリスに次ぐ規模となりました。
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フランスで最も人気のあるEVブランドには、ルノー、プジョー、シトロエンなどがあります。これらはいずれもフランスの自動車ブランドです。こうしたフランス自動車ブランドは、バッテリー電気自動車のラインアップ拡充でも存在感を高めています。
フランスにおけるEV市場と非EV市場の概要
パワートレイン別 新車市場シェア

EV: BEV, PHEV, Hybrid
非EV:ガソリン車、ディーゼル車、その他
- EV登録台数の増加は、主にバッテリー電気自動車(BEV)の新規登録が牽引しました。
- ハイブリッド車や電気自動車を選択するドライバーが増える中で、内燃機関(ICE)車は低迷し、ガソリン車およびディーゼル車の登録台数は大きく減少しました。
EVタイプ別の市場成長
EVタイプ別 新車市場

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プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)市場は、2024年12月から2025年12月にかけて登録台数が25.8%減少し、低迷しました。
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しかしながら、PHEVの登録台数は依然としてディーゼル車を上回っており、市場シェアは4.4%を占めています。
一方で、BEVは市場で好調に推移し、2025年12月にはEV登録全体を9.5%押し上げました。この点は、BEV販売台数の伸長が市場全体の拡大に直結していることを示しています。
今後の見通し
- EUのCO₂排出規制の強化、政府によるインセンティブ、充実した充電インフラ、そして消費者需要の高まりを背景に、フランスはEV普及を牽引しています。フランス自動車市場では、バッテリー電気自動車の普及が今後もEV成長の中核になると見込まれます。
- 2030年までに、フランスのEV市場規模は250億米ドルに拡大し、販売台数は53万7,550台に達すると予測されています。

