ロンドンおよびイングランド他地域における、住宅費控除前の純所得および総所得の合計に対する各十分位(デシル)別の割合(2022/23年度)

上記のデータから、ロンドンにおける所得格差が顕著であることがわかります。

  • 第10デシル(最も高所得の層)の純所得は11億4,003万3,730ポンドであり、第1デシル(最も低所得の層)の6,557万2,103ポンドの約17.4倍となっています。

  • 第10デシルは、全体の純所得の32.3%を占めており、下位60%の合計を上回っています。

総所得と純所得の違いについて

  • ロンドンでは、総所得と純所得の差は上位デシルで最も大きくなっており、これは累進課税制度の存在を示唆しています。

  • 特に第10デシルでは、総所得が純所得を大きく上回っており、高額所得者に対する課税負担が大きいことが分かります。

イングランド他地域との比較

  • ロンドンはイングランド他地域よりも所得格差が大きい傾向があります。

  • 純所得・総所得のいずれにおいても、最上位層と最下位層の格差はロンドンでより顕著です。

これらの調査結果は、ロンドンが非常に高い収入を得る機会がある一方で、低所得層にとってはより大きな課題に直面している「経済的に両極化した都市」であることを示しています。