メキシコのEV市場
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メキシコのEV市場
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本記事では、GLOBAL ANGLEによる電気自動車(EV)市場調査の一環として、ラテンアメリカで急速に存在感を高めているメキシコのEV市場について解説します。
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メキシコは、EV製造拠点として急速に存在感を高めており、2025年初頭のEV生産台数は前年同期比で72.27%増加しました。
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また、同国ではEVインフラ整備を支える環境づくりが進められており、投資家や企業にとって魅力的な市場となっています。
メキシコEV市場の成長

ハイブリッド:ハイブリッド車およびプラグインハイブリッド車を含む
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メキシコのEV市場は、有望な成長を示しています。2022年から2024年にかけて、EVおよびハイブリッド車の販売台数はいずれも大きく増加しました。
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バッテリー式電気自動車(BEV)の成長傾向は2025年以降も続くと見込まれており、2025年から2031年にかけて年平均成長率28.23%で拡大すると予測されています。
メキシコの充電インフラ

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EV販売は好調に伸びている一方で、公共充電インフラの不足は、EVのさらなる普及に向けた課題となっています。
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しかし、メキシコ政府はこうした課題への対応を積極的に進めています。
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また、同国の国営電力会社である連邦電力委員会(Comisión Federal de Electricidad)は、個人のEV所有者を支援するため、家庭用充電ステーション向けに専用メーターの無料設置を提供しています。
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国家電動モビリティ戦略の一環として、メキシコ政府は2030年までに国内に25,000か所の公共充電ポイントを整備することを目指しています。主要高速道路や都市部を中心に、より戦略的な設置を進めるとともに、利用や支払いのしやすさも向上させる方針です。
今後の展望
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メキシコでは、次世代車の販売においてハイブリッド車が依然として大きな割合を占めており、完全な電気自動車への移行はまだ初期段階にあります。
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一方で、政府による電動化への強いコミットメントが、充電インフラの整備とEV普及を急速に後押ししています。
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メキシコの電気自動車市場は、2026年に12億9,000万米ドル規模に達すると推定されており、2031年には44億6,000万米ドルに拡大すると予測されています。





